ニキビの大きな原因
ニキビは、過剰分泌した皮脂や古い角質が毛穴に詰まって、細菌に作用して炎症を起こすことによって起こります。
この皮脂の異常分泌や毛穴の詰まりなどが起こる原因にも色々あるようです。
ニキビは皮脂分泌が増える思春期に多くみられる肌の炎症と思われていましたが、最近では、思春期を過ぎた成人が発症するいわゆる大人ニキビと呼ばれるニキビに悩まされている人も多くなってきました。
ニキビの原因として、もっとも大きいのは皮脂分泌量の増加です。 皮脂の分泌量や皮脂の質は、食事やたばこなどの嗜好品、睡眠不足などの生活習慣に影響を受けることがわかっています。 例えば、脂質や糖質・炭水化物の取りすぎは皮脂の分泌量を増加させることがわかっています。
しかし、もし皮脂が過剰に分泌されても、正常に体外に排出されればニキビになることはありません。 正常に排出するためには、毛穴が開かれた状態である必要があるので、毛穴の詰まりはニキビの大きな原因の1つとなります。
通常、人間の肌は一定サイクルで古い角質がはがれおちて、新しい角質に生まれ変わります。 このターンオーバーが正常に働かないと、古い角質が毛穴をふさいで皮脂を毛穴の中に閉じ込めてしまいます。 その詰まった毛穴の中でアクネ菌が繁殖するとニキビの原因となってしまいます。